素人がiPhone4sを分解し沈んだパワースイッチを交換しフロントパネルも交換した
ずっとサブ端末としてつかっているiPhone4sのパワースイッチが沈んでしまった、まあ脱獄端末なのでそこまでパワースイッチが沈んでも不自由はないのだが遊び半分で交換してみることにした。
パワースイッチ交換
OPPSK 39in1 携帯修理ツール LCDスクリーンオープニングプライヤー 開腹/分解/交換用ツールキット スマホ/iPhone用工具
- 出版社/メーカー: OPPSK
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壊れてしまったパワースイッチの交換部品と分解工具をアマゾンで購入。
値段は2018年5月18日で
パワースイッチの交換部品は350円
分解工具は1539円
だった。
iPhoneシリーズは分解に専用の星型ドライバーが必須なので分解工具を購入した、とりあえずアマゾンで検索して一番上に出てきたのを買う。
左から
パワースイッチの交換部品
フロントパネルを持ち上げる吸盤
simピン
精密ドライバー
まあ最初はsimを抜いたり下側の星型ネジを外したりと分解を勧めていたがフロントパネルが全く外れない、あまりにも外れない。
というかパキッとか明らかにやばい音がしたので、もしかしたらと思ったらiPhone4sはフロントパネルを持ち上げるのではなくバックパネルをズラして開くタイプだった、iPhone5sと同じタイプだと思っていたが失敗した。
正直今から思うとこのときにフロントパネルを破壊したのだと思う。
その後は分解工房さんのページ「http://bunkaikoubou.jp/」見ながら特に失敗と言える事はなく順調にパワースイッチの交換をすませ、組み立てる事ができた。
強いて言うならばiPhone4s内部の細かいネジやネジ穴がいくつか破損しておりもとのように完全に固定できなかったが経年劣化は仕方ないので諦める。
組み立て上がり電源をつけたがつかない、何故かつかない、コネクタは問題なく接続してるはずなので何が原因かわからずとりあえず放置し、しばらくした後になんとなくホームボタンを長押ししたらsiriが起動した。
よくみるとバックライトがついている、ああこれはフロントパネルやっちまったなと。
フロントパネル交換
URSEND iPhone 4s フロントパネル 修理交換用液晶パネル lcd デジタイザ iPhone修理ツール 交換工具キット付き(黒)
- 出版社/メーカー: URSEND
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なのでフロントパネルを購入した。
私が購入した時はなんかセール料金で1425円だった、安いのか高いのかわからない。
黒のiPhoneなので黒を買ったのだが今から思うと白を買っておけば表裏で色が違うiPhoneにできた、おしい。
ところでこの商品には分解工具としてプラスドライバーと星型ドライバーが付属でついてくるが、iPhone4sのフロントパネル交換までの分解にはマイナスドライバーで外すネジがあるのでこの商品についてくる分解工具だけではフロントパネルを交換できない、注意したい。
パワースイッチの時と同じ手順で分解し、フロントパネルの交換をしたが問題がおきた。私のiPhoneはそこそこ雑に扱っているのでフレームが変形しており、新しいフロントパネルと変形したフレームの組み合わせだとネジ穴の位置が合わない、いろいろ頑張ったがめんどくさくなり諦めた。組み上げればなんとかなるやろこんなもん。
まあ組み上がる事には組み上がる。
組み上がったものがこれ。
フロントパネルが浮いてしまいフレームとフロントパネルの間に隙間ができてしまった。雨などの水滴が入ったら一発アウトのオワタ式になってしまった、まあええやろ。
こんど500円とかで起動しないiPhone4sを購入してきてフレームを交換するのも良いかもしれない。
金額合計まとめ、感想
パワースイッチ交換部品350円
分解工具1539円
フロントパネル交換部品1425円
合計3314円
修理した感想として特に特別な技術が必要ないものだと思えた、修理にかかった時間はおよそ一時間程。
電源ボタンの修理を公式の修理にだすと約三万円程、iPhone修理専門店だと5000円から一万五千円程かかる。
工具は使いまわし出来るので含めないとして、交換部品が350円に一時間の時給900円を足して1250円程なのでiPhoneの修理はかなりぼってんなぁと。
公式の修理やiPhone修理専門店は技術代でそこそこな値段がするのかもしれないが、先に言ったように素人が初めて修理しても特に特別な技術が必要なく直せたのでやはりiPhoneの修理代金は思うところある。